“栄養学×星読み鑑定×思考法”で女性を元気に!
子育てしながら事業化を目指す武藤愛可さん

生年月日と生まれた場所・時刻をもとに、自分の生まれ持った性質や運勢を知ることができる『西洋占星術』という占いがあります。生まれた時の星の配置を表した“ホロスコープ”という天体図から読み解く方法で占います。その星読み占いと栄養学、思考法を掛け合わせた唯一無二のアプローチを構築中なのが、今回インタビューさせていただいた管理栄養士/星読みカウンセラーの武藤愛可さん。主にダイエットコーチとして過食症克服などを含めた“きれいに痩せたい”と願う全ての女性へのサポートを主な事業として活動を始めています。思考法について学びを深めたことで人生が変わったという武藤さんは、自身の経験をより多くの人に伝えるため、新たにホロスコープを学んでいます。インタビューでは、そこに至る経緯や、子育てをしながらも気持ちよく働くコツなどを伺いました。

キーパーソンはおばあちゃん!管理栄養士を志したきっかけ

インタビューに応じてくださった管理栄養士/星読みカウンセラーの武藤愛可さん

本日はよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします。

これまでのご経歴を教えてください

生まれは富士吉田市の隣、忍野村です。吉田高校を出たあと、管理栄養士になるために埼玉の大学に進学しました。卒業後は管理栄養士として老人ホームで働いていましたが、今は退職して新規事業に向けて準備中です。栄養学、思考法、星読みを掛け合わせることで、“ダイエットを成功させたい・きれいになりたい・自分の人生を諦めたくない”と心の底で願う全女性のお手伝いができたらいいなと思っています。この3つを掛け合わせることこそが、ダイエットのみならず、女性の幸せの底上げができる唯一の方法だと思うからです。

住まいは河口湖町ですが、子どもたち富士吉田の幼稚園へ見送ったあと、ドットワークPlusを拠点に仕事をしています。先日は星読み占いのイベントも開催させていただきました。また最近では、開運学のチームに仕事で携わるようになり、その環境を活かし、“開運”や“運気を上げる方法”についても発信を始めています。

なぜ管理栄養士になろうと思ったのでしょうか?

当時、将来こうなりたいという目標がなく、おばあちゃんに栄養大学を勧められたのがきっかけでした。埼玉にいとこの家があって、おばあちゃんと遊びに行く度に栄養大学の前を通ったのですが、「愛ちゃん、食べることは一生のことだからな」って。この大学はいい大学だよって言われながら育ちました。単純に食べるのが好きだったということもあり、おばあちゃんおすすめの大学に入って管理栄養士の資格を取得しました。

その後、老人ホームで10年間働いたのですが、あるとき“私が人生でやりたいことは今の会社にはない”と気がついて。それで自分で新しく仕事を創ろうという思いに至ったんです。それは、“思考法”について書かれた本を読んだことがきっかけでした。そこに書かれていたことを実践したら、人生がびっくりするくらい変わったのです。食事を届けるのではなく、“人生が変わった感動体験を誰かにも届けたい!”と強く思いました。本当は自分が何を求めているかが明確になったんですね。

Qスタ内の『ドットワークPlus』で仕事をする武藤さん

 

思考法”を学んで変わった体験を多くの人に届けたい

 

栄養学、思考法、星読み占いの掛け合わせはどのように思いついたのでしょうか?

思考法について長く学ぶことで、私が人生をかけてやりたいことが導き出せました。そんな中、「つくった病気は自分で治そう」というテーマを掲げた西洋占星術の講座に出会ったんです。直感的に面白そうだと思って受講しました。自分に合わない環境で生きていると、心身に負荷がかかって自律神経が乱れてしまう。それが病気や不調に繋がるという話なのですが、その講座では星読み占いで自分の持つ性質や自分に合う環境などを導き出してくれるんです。星から知れるなんて面白いなって思いました。実際に、居場所(職場など)を変えたことで、何もしなくても痩せた人が多くいます。

それに、私が「思考法を教えます」と言うより、「星読み占いで自分の性質を客観的に見てみませんか?」と言うほうが皆さんとっつきやすい気がするんです。客観的に、「あなたの目指すべき方向はこっちですよ」って教えてもらえたら面白いし、動き出しやすいかなと感じます。

 

西洋占星術とはどういう占いなのでしょうか?

西洋占星術では、生まれた時点で“今回の人生で魂を磨くべき場所”が決まっていて、みんな計画を持って生まれてきていると考えられているんですよね。魂を磨くべき場所を間違えてしまうと、不調や病気、苦しさ、モヤモヤするっていう感覚として、星のエネルギーが教えてくれるということなんです。“頑張っているところが違いますよ”って。

魂を磨くべき場所で頑張っていると、毎日がイキイキし始めて、充実感でいっぱいになる。それで不調や病気も手放せるんです。そんなことを客観的に教えてくれるのが西洋占星術だと思っています。私もまだまだ勉強中ですが。

生年月日と出生地、生まれた時刻からホロスコープ(天体図)が導き出される

 

どのような形で活動される予定でしょうか?

基本はオンライン上で一対一でお話させてもらって、2〜3ヶ月くらい時間をかけながら、ダイエットしたい・きれいを叶えたい方のサポートしていく仕組みを考えています。栄養面や思考法、星読みなど多面的にアプローチしていくことで、リバウンドなしのダイエットを叶えるだけでなく、一人ひとりの人生を底上げするきっかけになれたら嬉しいです。すでにサポートさせていただいた方には、過食症克服や感情の変化、目の前に起きる現実がどんどん変化していくなど、まさに“人生の底上げ”を体感していただいています。もちろん、とりあえず占いだけとか、ダイエットについて知りたいとか、軽い気持ちで体験してみるというのも大歓迎です。でも“人生を変えたい”とか“私の人生ここで終わりたくない”っていう熱い思いを持っている方がいたら、より楽しい人生を送るためのお手伝いをさせてもらえたら嬉しいです。

私もそうでしたが、食事だけのアプローチでは結果を出すことができなかったり、“幸福感”には届かないことが多々あります。だから、思考法と星読み(開運学)を掛け合わせることで、ちゃんと結果を出してもらいたいし、痩せるだけでなく、幸福感でいっぱいの毎日にしてほしいのです。どんどん開運して人生が楽しくなっていく。そのことを多くの人に届けていきたいです。

 

マインドの維持に課題を感じる人も多いと思います

まずは好きなことを見つけてもらいたいですね。夢中になって何時間でものめり込んでしまうようなことを見つけて、その時間を大事にしてほしいです。好きなことにエネルギーを燃やせば、全体のエネルギー値がどんどん高まって、結果として好きなこと以外でも楽しめたり頑張れたりするようになります。家族のため、周りのためだけに生きていると、自分の好きなことが何かわからなくなってしまいがち。なので、自分を満たしたり、好きなことを見つけるお手伝いをしていきたいです。

お客さんとホロスコープを見ながら談笑する武藤さん

 

仕事も子育ても!両立しやすい富士吉田

 

子育てをしながらの起業ですが、どのように両立されているのでしょうか?

私はいろんな人の手を借りるように心がけています。 “人に迷惑をかけてはいけない”という思いが強いお母さんは多いですよね。子どもをスーパーで泣かせちゃいけないとか、神経を張り詰めて自分だけで子育てしようとしているお母さんがすごく多い気がしています。だからと言って、黙っていても誰も助けてくれないから、パートナーや両親、保育園、町のシステムなどに「助けてください」「一緒にみてください」と、自分から協力を得るなど、もっと助けてくださいって言ってもいいんじゃないかと思うんです。

今、子どもが3歳、5歳、7歳で、ものすごく大変なときなのですが、私もすごく周りに頼っています。夫に子どもたちを外に連れ出してもらったり、長男の夏休み中は昼間だけ夫の実家に預けたり。頼るとき、どうしても気を遣ってしまうという人も多いと思うんです。だけど、「まずは自分自身を満たすことを優先して」と声を大にして言いたいです。“男性の幸福度はパートナーの女性の幸福度によって変わる”という海外の研究結果もありますが、女性が笑顔になれば家族や周りにいる友達も幸せになるということは身をもって感じています。

妻になって母になって、いつの間にか自分を後回しにするようになっていく女性は多くいます。自分が満たされていないのに家族の面倒をみたり、人に尽くそうとしてしまうんです。すると、やっぱりどこかで絡まって辛くなってくるんですよね。家事も育児も全部自分ひとりでやっていたら笑顔になんてなれないし、幸福度なんて上がらない。だから預かってもらって、それで自分が満たされて、笑顔で「預かってくれてありがとう」って伝えることができたら、相手もやってあげられてよかったなと感じるはずです。最初預けるときは罪悪感でいっぱいだと思います。でも、眉間にシワを寄せて「本当にごめんね」って言うと、相手もこちらのテンションにつられて“本当に大変だったな”って思ってしまう。本当は私の笑顔を見たくて助けてくれているはずなのに。夫に笑顔で「ありがとう、おかげで楽しい時間が過ごせたよ」と伝えられるようになったら、「ああ、また行っておいでよ」って言ってくれるようになったんですよね。なので、最初は言いづらいかもしれないけど、ぜひ勇気を持って人を頼ってほしいと思います。

西洋占星術は奥深く「まだまだ学ぶことがたくさん」だという

 

子育て中の武藤さんにとって富士吉田はどんな街ですか?

子育てしやすい街ですね。広い公園がたくさんあるし、自然に触れ合える場所が多くあります。子どもたちとよく行く『恩賜林庭園』は、特におすすめです。芝生広場や遊具もあるし、木でできたおもちゃで遊べる『ふじさんのぬく森 キポキポ』という屋内施設があったり。保育施設も年々増えていて、ますます子育てしやすい街に進化しているのを感じます。

また、栄養の話にも通じるのですが、土などの自然に触れることは、子どもの腸内にとって重要なことなんです。コロナ禍によって、何よりも除菌が優先されるようになってしまいましたが、幼児期にたくさんの菌に触れることは、腸内細菌の多様性を高めることにつながります。多様な腸内細菌があることで、アレルギーや病気のリスクも減っていくし、あらゆる病気に対して強い体になっていくんです。そういった面でも、直に畑や公園などの自然に触れられる環境は、魅力だと思います。

 

富士吉田を拠点とする“まるサテ”に期待されることがあれば教えてください

子育て世代の方が親子で気兼ねなくドットワークPlusに来ることができて、新しい出会いの場になればいいなと思います。そんな場所づくりで何かお手伝いできることがあればぜひ関わらせていただきたいです。キャップクラウドさんには、私と同じ管理栄養士の方を紹介していただいたり、先日開催した星読み占いのイベントでもたくさんのお客様とつながることができましたし、縁を繋いでもらっているという感覚がすごくあります。これからもこの場所で人と人が繋がっていくことを期待しています。

8月末、ドットワークPlusを会場に開催された星読み占いイベント

 

武藤愛可さんからのメッセージ

特に女性に対するメッセージになるのですが、世界平和や社会の幸せは女性の笑顔にかかっていると本気で思っています。女性が笑顔だったら社会全体がイキイキしてくるだろうって。なので、自分を一番大切にしてほしいです。どうやって自分を大切にしたらいいかわからない時は、自分が好きなことって何だろう、癒されることって何だろうって自分に問いかけてみてください。星読みからもそれを伝えることができます。そして、それを優先する勇気を持ってください。おすすめは、カレンダーや手帳を家族の予定で埋める前に、真っ先に自分の予定を書き込んじゃうこと。これは簡単なのでぜひやってみてください。

あとは、“丁寧に作られた食事を丁寧に食べる”ことも自分を大事にする一つの手段です。体に入れるものは自分の好きなものであってほしいですし、それをよく噛んで味わって食べてほしいです。ゆっくり噛んで食べることで消化がよくなるし、食べる順番を意識するだけで血糖値の急上昇も防げますよ。美味しいなって好きなものをしっかり味わうことで、自分を大事にできたという自己肯定感も生まれます。

背中を押してほしいとか、自分を大切にする方法がわからないとか、好きなことがわからないとか。どんなことでもいいので、お話しにきてください。ほんの数分でもお子さんと一緒でも大歓迎です。

武藤愛可さん(ブログ)

https://ameblo.jp/ai3151129/

 

 

「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」とは

「富士吉田市まるごとサテライトオフィス(略:まるサテ)」は山梨県富士吉田市全体を使って、様々な事業者が富士吉田市内に自分のサテライトオフィス(企業または団体の本拠地点から離れた場所に設置されたオフィス)を手軽に持つことができる取り組みです。

(詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000093585.html

 

富士吉田市まるごとサテライトオフィスでは取材に応じてくださる方を募集しております。

「地域活性や街づくりに興味がある!」

「今こんな活動をして街を盛り上げている」

「頑張っている人がいるので記事で紹介してほしい」

「面白い構想があるのでこんな方と繋がりたい」などなど。

 

ひとつでも当てはまったら是非ドットワークPlusにいらしてください!

写真・記事執筆/高井まつり(KINONE)